【慢性疲労症候群】予防と対策法

慢性疲労症候群を引き起こしてしまう要因として、ストレスが関係しているという事が分かっています。
外来を受診されている患者と医師との問診では、慢性疲労症候群においてストレスとの関連性が否定される事がありますが、自覚がなくても健常な方よりストレスを多く抱えている事が多いのです。

慢性疲労症候群が起こる原因は

健常な方に比較して慢性疲労症候群の患者が多くみられる点は、睡眠習慣の変化です。
例えば、睡眠時間に変化があったり、睡眠に費やしている時間帯の変化だったりする事などがあげられます。

また、原因はそのほかにも様々あります。
「家族の行動や健康の変化」「親戚とのトラブル」「配偶者とのトラブル」「怪我」「病気」「環境の変化」など様々ですが、これらのような事は発症する原因として考えられるものの一部としてあげられます。

生活環境ストレスというと、人間関係をイメージされる事が多いかと思います。
しかし実際には仕事の残業や労働などに加え、物理的ストレスといえる紫外線や騒音などもあります。
また、ウイルスや寄生虫、細菌などが原因でストレスを伴うような例も決して少なくありません。

ストレスに関するする疾患を考える時は、ストレスの強さや多さだけではなく、どれだけの感受性、あるいは抵抗性があるのかという事を考える事も大切になります。
慢性疲労症候群を抱える方には、細かい作業を得意としていても些細な事に神経質になる性格を持っている事もありますし、作業は全て自分がやらなければ気が済まないという完璧主義者のような方が多い傾向があります。

こういった事から考えられるのは、ストレスを受ける事に関して外的による要因の強さに限らず、ストレスを受ける人によるのが慢性疲労症候群であるとも言えます。

慢性疲労症候群を予防するために

細かい事が気になる方、全てを自分で完璧にして周囲の評価が気になる方などが、ストレスを溜め込みやすい傾向にあります。
慢性疲労症候群を予防するために、急に改善しようとしても心身への負担が大きいため、かえって改善するのが難しくなります。

そのため、大切な事としては少しずつ改善できるところを直していくような、地道な対処が大切と言えます。
例えば、心身に疲れを感じているという場合、しっかりと休息の時間を確保する事が大切です。
休まずずっと作業をしていたり、気を張っていたりすると、それが疲れとなり、ストレスにもなってしまいます。

また、ストレスを解消するために、気晴らしをする事も大切です。
ストレス解消で一般的な事としては「運動」や「趣味」に時間を費やすという事です。

特に成人になると運動をする機会が非常に少なくなりやすく、そのために体にストレスを抱えてしまうという事が多いです。
かといって激しい運動をして過度に負荷をかけてしまうのも逆効果なため、軽く体を動かしてストレスを解消できる時間を作ってみると良いでしょう。

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